養育費の調停に相手が来ない…そんな時のための具体的な解決策
「養育費の支払いは、子どもの健やかな成長のために欠かせないもの。」
そう分かっていても、相手が話し合いにさえ応じてくれない現実に、途方に暮れている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
家庭裁判所に養育費の調停を申し立てたものの、相手が出席しない。そんな心無い対応に、怒りや悲しみ、そして将来への大きな不安を感じていらっしゃるかもしれません。
「もう、どうしたらいいの…」
そんな風に一人で抱え込んでいませんか?
大丈夫です。相手が調停に来なくても、養育費を受け取るための道は閉ざされたわけではありません。法的な手続きを踏むことで、あなたの権利、そして何よりお子さんの権利を守ることができます。
この先では、養育費調停に相手が応じないという困難な状況に直面しているあなたのために、具体的な対処法を分かりやすくお伝えします。
相手が養育費調停に応じない…その背景にあるもの
そもそも、なぜ相手は養育費の調停という大切な話し合いの場に来ないのでしょうか。その理由は様々ですが、よくあるケースをいくつかご紹介します。
- 支払う意思がない、または支払う能力がないと思っている
- あなたと顔を合わせたくない、関わりたくない
- 調停を無視しても問題ないと考えている
- 新しい生活があり、過去を清算したいと思っている
どのような理由であれ、子どもの権利である養育費の支払い義務がなくなることはありません。

実際に、養育費の取り決めができていない、または支払いが滞っているケースは少なくありません。厚生労働省の調査によると、母子世帯のうち養育費を現在も受けているのは約28%というデータもあります。多くの方が、あなたと同じように悩んでいるのです。
調停が不成立に…でも諦めないで!次の一手
相手が調停に出席しない場合、残念ながら調停は「不成立」となります。しかし、ここで諦める必要は全くありません。法的な手続きは、次のステップへと進みます。
自動的に「審判」に移行します
養育費の調停が不成立に終わると、自動的に「審判」という手続きに移行します。審判とは、裁判官が双方の主張や提出された資料を基に、養育費の金額や支払い方法などを決定する手続きです。
相手が調停に来なくても、裁判官が適正な養育費の額を判断し、支払い命令を出してくれます。つまり、相手の協力がなくても、法的に養育費の支払いを義務付けることができるのです。
ココがポイント
審判では、あなたの収入や相手の収入に関する資料(源泉徴収票や課税証明書など)が重要になります。事前に準備しておくことで、手続きがスムーズに進みます。
審判でも支払われない場合は「強制執行」
審判で養育費の支払いが命じられたにもかかわらず、相手がそれに従わない。そんな悪質なケースでは、「強制執行」という、より強力な法的手段をとることができます。
強制執行とは、相手の財産(給与や預貯金など)を差し押さえて、そこから強制的に養育費を回収する手続きです。
- 給与の差し押さえ:相手の勤務先から、給与の一部を直接受け取ることができます。
- 預貯金の差し押さえ:相手の銀行口座を差し押さえ、預金から回収します。
特に給与の差し押さえは、一度手続きをすれば、将来にわたって継続的に支払いを受けられる可能性があり、非常に効果的です。
強制執行の手続きは複雑な部分もあります。どの財産を差し押さえるのが最も効果的かなど、専門的な判断が必要になる場面も少なくありません。
一人で悩まないで。専門家の力を借りるという選択肢
ここまで、法的な手続きの流れをご説明しました。しかし、これらの手続きをご自身一人で進めるのは、精神的にも時間的にも大きな負担がかかります。
ご自身でできること
- 家庭裁判所への調停申し立て
- 審判に必要な資料の収集(源泉徴収票、課税証明書など)
弁護士に依頼するメリット
一方で、弁護士に依頼することで、以下のような大きなメリットがあります。
- 精神的な負担の軽減:相手とのやり取りや裁判所への対応を全て任せられるため、精神的なストレスから解放されます。
- 法的な手続きの代行:複雑な書類の作成や手続きを、専門家が正確かつ迅速に進めてくれます。
- より有利な条件での解決:法的な知識と交渉力で、適正な養育費の額を獲得できる可能性が高まります。
- 強制執行の強力なサポート:相手の財産調査から差し押さえまで、スムーズに実行してくれます。

あなたの「困った」に寄り添う、当事務所の無料相談
私たちは、養育費の未払いで悩んでいる方のための法律事務所です。
「弁護士に相談すると高そう…」
「一度相談しただけで、依頼を断れなくなりそう…」
そんな心配は一切いりません。
養育費に関するご相談は、何度でも無料です。
さらに、実際に養育費の請求を代理で行う場合も、着手金は0円。相手から養育費を回収できた場合にのみ費用をいただく「完全成功報酬制」を採用しています。
つまり、もし養育費を1円も回収できなければ、あなたから弁護士費用をいただくことはありません。
リスクなく、専門家のサポートを受けることができるのです。
もう一人で悩まないで。最初の一歩を踏み出しましょう
養育費は、お子さんの未来を支える大切なお金です。そして、それを受け取ることは、あなたとお子さんの正当な権利です。
相手が調停に来ないからといって、諦める必要は全くありません。法的な手続きを踏めば、道は必ず開けます。
「何から始めたらいいか分からない」
「私の場合はどうなるの?」
どんな些細なことでも構いません。まずは、あなたの状況を私たちにお聞かせください。
